2024年グッドデザイン賞受賞のお知らせ

「作 なぐわし」が、このたび2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。作 なぐわしは、日本酒の海外市場における使い勝手やイメージの向上に取り組んだ結果、高く評価されました。
本年度のグッドデザイン賞は審査対象数 5,773件の中から1,579件(27%)の受賞数だったということです。数ある応募作品の中から評価をいただきまして、とても嬉しい限りです。今回の受賞を機にますます魅力のあるデザイン制作に邁進してまいります。

◾️グッドデザイン賞 掲載サイト https://www.g-mark.org/gallery/winners/24880
◾️作なぐわしサイト https://seizaburo.jp/naguwashi-special-site/

◾️グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
世界のラグジュアリーレストラン向けの日本酒ブランディング。海外市場を意識し、ワインと同様の750mlボトルを採用、ラベルに原料米の産地や年度を記載するなどソムリエにも扱いやすくした点が秀逸である。神社の紙垂をモチーフにしたグラフィックでは、神や土地を敬いながら酒を醸造する姿勢、細部へのこだわりを希求する日本独特の精神性が表現されている。“作”の洗練された凛々しい佇まいが日本酒の魅力を広く多くの人へ伝える原動力となるに違いない。

◾️グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は、優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

受賞のお知らせ

このたび「作 インプレッションシリーズ」が、「グッドデザイン賞2018」また、ドイツのデザイン賞「レッドドットデザイン賞 2018コミュニケーション部門」を受賞致しました。今年のグッドデザイン賞は、4,789件の応募の中から1,353件が受賞。レットドットデザイン賞は8,610件の中から649件が受賞したとのことです。

デザイン賞とは形状や見た目だけではなく、クライアントとデザイナーが協力し、商品そのものの社会的な位置付けや役割をどのように解釈し、形にして世に送り出したかというのが評価の対象になります。受賞というご褒美は、私たちの仕事に対して、ものづくりの専門家から客観的に一定の評価をいただけたものとしてとても嬉しい限りです。これを励みにしてこれからもデザイン面から良い商品作りをサポートをすべく、ますます邁進してまいりたいと思っています。

We won Good Design Award 2018 (Japan)
and Red Dot Design Award 2018 Communication (Germany)
I greatly appreciate everyone concerned.

グッドデザイン賞GoodDesign Award 2018(Japan) (My page)
http://www.g-mark.org/award/describe/48081?token=k9FvjZGouE

レッドドットデザイン賞2018 Red Dot Design Award 2018 Communication (Germany)
https://www.red-dot.org/

iF Design Award 2018受賞のご報告

作IMPRESSIONシリーズ新発売

旧プロトタイプシリーズをリニューアルして、インプレッションシリーズとして発売されています。
今まであった意欲的なシリーズであるプロトタイプ(試作品)の生産体制が安定し、正規の製品としてリリースに至ったとのことです。今回も商品の「伝統にとらわれない意欲的な試み」を伝えるために、斬新なデザインアプローチをこころがけました。瓶に刷っている模様は鈴鹿市の伝統工芸品である伊勢型紙の文様。作では初めて採用したのですが、今でも十分斬新で色褪せない型紙の魅力はさすが!飲んでよし、愛でてよし、そんな商品となっています。

SAKEBAR 3DAYS OPENを開催します

練馬区桜台にあるスペースを利用して7月の3日間、酒バーを開催します。この場所は、駅の近くでありながら残っている昭和初期の住宅を、デザイン&リフォームしたスペースになります。この機会にぜひご利用ください。

SAKE COMPETITION 2017 作 穂乃智と玄乃智がワンツー受賞!

酒屋さんで実際に販売される、いわゆる市販酒で日本最大のコンペテション“SAKE COMPETITION 2017”の今年の受賞酒が決定。今年度はなんと純米酒部門で、作 穂乃智と玄乃智が史上初のワンツーで受賞しました。純米酒部門の出品数448点の中からブラインドで厳選なる審査が行われた結果、同じ蔵元がワンツーとは驚きの結果です。さらに他にもいくつかの部門で入賞を果たしていて、入賞率の高さと安定度は抜群です。

また昨年は“Joy of sake”という歴史のある全米日本酒歓評会で、評価の累計が出品された中で最も高くなった酒蔵に贈られる「エメラルド賞」にも輝いています。

ますます味に磨きがかかる作。デザイン面でもより魅力的なアプローチができればと思っています。

日本酒の常識を覆す新商品、コンセントレーションZAKU凝縮H発表!

本日、かねてからパッケージ制作を進めてきた新商品「コンセントレーションZAKU凝縮H」のプレス発表会が、クリンスイのショールーム「ミズカフェ」にて行われました。
このお酒は通常の日本酒 作を三菱化学のゼオライト膜を使った新技術によって水のみを取り除き、旨味やアルコールを2倍に凝縮した新しい和酒の提案型商品です。デザインの方も新ジャンルの商品ということもあって、思い切った贅沢なアプローチを行なっています。
発表会では作とのコラボレーションにより日本酒グラスとして開発したスガハラガラスさんのOSAKE-GLASS。また、クラフトチョコレートで話題のダンデライオン・チョコレートさんから、このお酒に合うチョコレートのご提案もいただき、それぞれの魅力が響き合うとても良い発表会になりました。
発売は3月30日より、はせがわ酒店 パレスホテル東京店限定発売となっております。
興味のある方はぜひ。

サミット乾杯酒に作 智(さとり)が選ばれました!

G7伊勢志摩サミットでの最初の乾杯酒に純米大吟醸滴取り作 智(さとり)が選ばれました。これはワーキングランチに出されたもので、関係者によると一番最初に出される日本酒が一番印象に残るものなので、関係者のなかで一番評価の高かったお酒が選ばれたようだ。とのことでした。またカクテルタイムにも作 穂乃智が振る舞われたとのこと。今回のサミットでは、日本酒をはじめとした史上最多の国産酒が披露されました。
それにしても私がデザインした日本酒が世界の首脳たちに囲まれるなんてなんとも光栄です!

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